Disc Review - BLUE NOTE 1998をジャジーに演出するお店のBGMをご紹介

BLUE NOTE1988
BGM紹介

Vol.2 / SONNY ROLLINS

ソニー・ロリンズを、そしてブルーノート・レコーズを代表する名盤。
バンドメンバーにホレス・シルバー(p)、セロニアス・モンク(p)、J.J.ジョンソン(tb)、ポール・チェンバー(b)、そしてアート・ブレイキー(ds)という、いわばブルーノートオールスターズなメンツが揃い、奇跡的な演奏が収められたアルバムです。
この時期(1957)、絶頂を迎えたロリンズの創造力を溢れんばかりに引き出すメンバー達、ブレイキーのドラムとチェンバーのベース、バッキングを勤めるシルバーのピアノ、このリズム隊の煽りにジョンソンのトロンボーンとロリンズのサックスが吠えまくる。一曲目の「Why don’t I」では勢い余りすぎてドラムとの掛け合いパートで前のめりにハミ出し演奏、またそれを良しとするところが当時のジャズのあり方やロリンズの絶好調ぶりを物語っているように思います。そんな中でも3曲目「Misterioso」、4曲目と「Reflections」とスローテンポなナンバーが続きますが、ブレイキーの表情多彩なドラミングの上を交互に訪れるモンクとロリンズのソロがまた素晴らしい。それぞれ彼らでしか持ち得ない節を存分に聞かせてくれます。全体を通して、ジャズの魅力を”伝える”というよりは”発散”しているといった感じで、聞き所満載なアルバムになっています。 思わずお酒もすすむ名演集です。余談エピソードですが、レコーディング時のスタジオでは一台のピアノにモンクとシルバーが並んで座り演奏していたそうです。写真が残っているとすれば是非とも見てみたい光景ですね。